ネットを閲覧していただけで郵便局を語ったフィッシングサイトが開いた!怪しいメールやURLを開いてしまったときの対処法
私は子供の頃から郵便局が大好きです。
引っ越しが多く、手紙を書く機会が多かったのも理由のひとつです。
昔は今のように切手の種類も多くなく、記念切手があると購入して、それが欲しいばかりに自分に手紙を出したこともあります。
しかも、自分へは内容なしで封筒のみだという。
使わずにとっておくこともできたのに…
今でも引っ越しが多いですが、郵便局によく行っていて、近くの小さい郵便局の局員さんと仲良しです。
大きい郵便局では必要以上の話はしませんが、小さい局で他にお客さんがいないときは世間話などもよくします。
小さい局は狭いので、局長さんともよく話してます。
そんな大好きな郵便局を語ったフィッシングが!!
先ほど来ました!↓
スマホでいろいろ検索をしていて、次のページを開いたときにこの画面が出ました。
『おめでとうございます!』
ちょうど郵便局のキャンペーンに応募したばかりだったので、一瞬喜びました!
いや、待てよ…このキャンペーンの締め切りは今日じゃなかったか?
よく見てみるとこれは
『iPhone XS、Somsung Galaxy S9、iPad Proが当たるチャンスがある』
ということ…
私が応募したのこれじゃないし…
しかし、私の大好きな郵便局を語るとはけしからん!
日本郵便の注意にも書いてありました。
こちらにも載っています。
フィッシング対策協議会 Council of Anti-Phishing Japan
サイトを開いてしまったとき
フィッシングのサイトやスパムメールは、タブを閉じブラウザを終了してほっとくのがいいです。
IDやパスワード、クレジット情報や銀行口座の情報など、個人情報を盗み取るのが目的です。
もし、なにかしらの操作、ボタンを押してしまった場合でも、個人情報入力前であれば大丈夫です。
終了させてもまたポップアップが出てくることもあります。
このフィッシングもそうです。何度も出てきます。
このようなときは、設定から履歴をWebサイトデータから削除すると、履歴、Cookie、その他ブラウザデータが削除されます。
ただ、履歴を削除するとほかの履歴データも消えるので注意です。
ログインしているアプリやサイトも必然的にログアウトされるので、ずっとログインしっぱなしでパスワードも覚えていないものも注意です。
(私はこれが怖くて履歴削除できません…)
個人情報を入力、送信してしまったとき
クレジットカードや銀行、その他の個人情報を入力して送信してしまった場合、気付いたらすぐにカードを止めるなどの対処してください。
とは言っても、フィッシングと気付かずに、口座から覚えのない多額の引き落としから気付いて焦ることもあるでしょう。
金銭被害にあった場合の対処法
まずは、被害があったカードや銀行に連絡します。
キャッシュカードの裏にお問い合わせの番号が書いてあります。
銀行やカード会社がお近くで開いている時間帯なら、窓口で相談もいいです。
記帳したときに気付いたのなら、その場で相談しましょう。
クレジットカードの場合は、明細が来てから不正利用に気付くことも多いです。
明細が届いて利用した覚えがないものやおかしいと思ったら、明細に記載されているコールセンターにすぐに連絡しましょう!
面倒だからとほおっておくと被害が拡大します。
自分の財産ですから、必ず連絡しましょう!
(カード会社によっては、明細が届いてから所定の書類を提出します。これも保証期間があるので気付いた時点ですぐに連絡です!)
住んでいる地区の都道府県警察サイバー犯罪相談窓口に連絡します。
フィッシング110です。
住んでいる地域の国民生活センター、消費生活センターに連絡して相談します。
消費者ホットライン、局番なしで188(いやや)に電話すると、最寄りのセンターに繋がります。
こちらは、携帯電話の通話料定額サービスや無料通話サービスなどに入っていてもナビダイヤル通話料が発生します。
なので、ページ下の方に都道府県別で一覧が載っているので、住んでる地域のセンターに直接電話することをおススメします。
今回のサイト
Eメールやショートメールでくることが多いですが、私は今回は普通に検索して閲覧していただけでポップアップがありました。
ページを覆う大きいポップアップで、消そうと思っても×がなく、戻るボタンでもダメでした。
間違えて広告ページをタップしちゃったのかとも思いましたが、前のページにも戻れませんでした。
もう、怒りで何を検索していたかも忘れましたよ!
(郵便局愛がすごすぎる)
ロゴは本物と比べてもたぶん同じです。
素人目にはわからないだけかもしれませんが…
質問は3択からタップするだけです。(初めの画面では9個の質問に答えるだけ、とありました)
そしてよく見るとこの下!↓
日本郵政ならば、ここもちゃんとロゴが入っています。↓
そこまで見ずに焦らせるのが
『お答えいただけない場合は自動的に次のお客様を選ばせて頂きます』
と、〇分〇秒との表示です。
見ているとどんどん減っていくんですが、ちょこっと戻ったりして変な動きもしてました。
答えをタップしただけでは情報は洩れませんが、ウイルスというのも考えられます。
嫌になるのが、『JP』(私にはジャパンポスト)で検索しただけでエロサイトが表示されます。もうほんとやめて!
私は質問の答えをタップしていないんですが、Eメールで一斉におかしいものが増えました。
内容は笑えますが、いちいちプロックするのも消すのも面倒です。
ネットでいろんなもの見てるので、たまに変なメールが増えることもありますが、ほっとくとおさまるので削除しかしていません。
拒否設定をしても、いろんなドメインでくるので、クリックさえしなければいいかなともうほったらかしです。
ウイルスチェックをしても安全な状態と出るので、もうほっとくしかないです。
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振り込め詐欺の電話
余談ですが、昔、スマホもまだ世に出てきていないガラケー時代のお話。
知らない番号から電話がかかってきました。
『〇〇さんですか?(下の名前だけ)』
仕事やバイトの誰かかな~と思い、はいと答えました。
『〇月〇日の深夜1時〇分にサイトの登録をされた料金が支払われていません』
当時でも夜中に携帯をいじっていましたが、サイトを見るのにもお金がかかっていた時なので、もちろん料金がかかる登録なんてするわけがない!
『いいえ、その時間は就寝しているので携帯を触ってもいませんが?』
おもしろかったので、そのまま会話を続けました。
『その場合、だいたい家族が勝手に触って登録していることが多いんです。ご主人か兄弟が登録されたと思います』
一人暮らしだって~の!
『私は主人は早くに亡くして、年老いた母と一緒に暮らしているので…母は携帯電話の操作もわからないので見ないと思いますが…』
『覚えはなくても、この携帯からアクセスして登録しているのは間違いないんですけどね、〇〇さんの携帯で間違いないですよね?』
ちょっと弱い女性のふりをして、私の携帯ですけど違うはずです…なんて自信なさげな感じで言ってみました。
『払ってもらわないとこっちも困るんですよね!今払わないと裁判になって、登録料と裁判の費用と慰謝料で多額の料金を払うことになりますよ!』
ふふふっ、そのときちょうど外に出ていたので、交番へ向かいながら会話を続けていました。
『そ…そんなの…困ります…ど、どうしたらいいですか?』
『すぐに銀行に行って振り込んでください』
『で、でも、もうすぐ3時ですから、振り込みが間に合わないかもしれません…どうしたらいいですか?明日でもいいですか?』
『3時までにすぐに行ってください!明日だと延長料金も倍額になりますよ!』
『わかりました。振込先とサイトの名前を教えてください。すぐに行きます』
『振込先はメールで送ります』なんだかウキウキした声。
『あ、携帯のメールがわからないので、名前だけでも教えてください』
『~~~です』
めっちゃ早口で!
『ちょっとまってください。今メモを取ってますので、もう一度お願いします』
『~~~!よ~ろしくぅ~』
と、またもやめっちゃ早口で言うと切られました。
よ~ろしくぅ~ってなんだ!!と、外にも関わらず腹を抱えて笑いました。
そこでちょうど交番に着いたので、振り込め詐欺から電話がありましたと相談しました。
相談中にすぐに振込先がショートメッセージで送ってきたので、それも見てもらい、被害届の詳細を書く帳簿に記入して写真を撮ってました。
残念ながら、そのあとはどうなったかわかりません。
摘発のニュースを見ながら、これかもね、とニヤニヤしていただけですが。
今もメールでニヤニヤしています。
とある映画の撮影で一緒になったことになっているyuiちゃんから、女子会のお誘いメールです。
これは芸能人を装って、間違ってメール送っちゃった~という感じでしょうか。
これに『間違えてますよ』なんて送りませんよ。
このyuiちゃんからは頻繁に来ています。
もちろん開きもせずに削除してますが、文章は開かなくても見えます。
『考えてる人も大変だな~、おもしろいな~』とニヤニヤしてるだけです。
みなさんも変なメールやサイトを発見したら、被害拡大しないようにこちら
フィッシング対策協議会に報告しちゃいましょう。