まものす

看護師で難病発症。身体障害者手帳(3級)もらっちゃいました。医療従事者と患者の立場、両方から視点です。西洋ハーブとタイハーブ、野草ハーブなどの民間療法的なことも取り入れつつ、おもしろ人生を満喫中で~す!

物を食べるとき気になる音【咀嚼音】その音やめて!音が出る食べ方を分析してみた。

 

これを公開するかどうかは非常に迷いましたが…

 

やっぱり長年気になってきたことなので、ほかにも気になっている人はいるはず!

食事中の音…

くちゃくちゃ音を立てて食べる人はもとより、食べているときに口を閉じても、くちゅくちゅ音が出る人…気になりませんか?

麺類以外のものをすすって食べる人…気になりませんか?

 

私は手の指に障害があり、箸の持ち方もだいぶ変わりました。

普通の人が持てる程度の温度でも、温かいお茶碗が持てません。

そのときの状態によっては、お茶碗を持ち上げることも困難で、犬食いに近いこともあります。

食べ方も、思っているより口に運ぶことができていなかったりでよくこぼすし、きれいではありません。

麺はもともとすすれません。(親子代々、家系的にみんななぜかすすれない)

 

それが気になるという人もいるでしょうから、自分が気になることをいうのもなんだか…と思っていました。

 

ご飯をすする人。

『ご飯は汁ものじゃない!』

と何人かに注意したことがあります。

自分が不快に思ったからです。

なぜご飯をすすって食べるんですか?教えてほしいです。←ここほんとに不思議

 

同じように、おかずをすする人。

皿からすする人、箸で口元まで持ってきているのに入れる瞬間にすする人。

これも不思議なんです。

汁が垂れそうになって慌ててすする…というなら私もあるのでわかりますが、常にすする人はなぜ?

 

飲み物でも汁ものでも、やたらと音を立ててすする人も気になります!

麺も、普通にすするのは大丈夫ですが、わざとのように(わざと?今思うと嫌がらせだったかも)大きな音をたてて汁も飛ばしまくってすする人もいましたね。

 

口を開けてくちゃくちゃ鳴らす所謂クチャラー。

それは口を閉じればいいので『口を閉じて!』と注意するだけです。

 

問題は、口を閉じているのに、くちゃくちゃというよりもぐちゅぐちゅ音を立てる人。

嫌がらせ!? とすら思えてきます(-"-)

 

そこで、自分も鳴っているのではないかと気になりました。

 

私は普段から噛み締めが強いので、時々歯がギュッと音を立てます。

これもすごく気になるので、人からも気になるのだろうと気を付けています。

ぐちゅぐちゅはというと…

水分が多いものは鳴りますね( ;∀;)

 

ということは、ぐちゅぐちゅいう人は唾液の分泌が多いのだろうか?

いやいや、日本人はもともと唾液の分泌量が少なめな人種。

これだけが理由ではないはず。

 

わざとぐちゅぐちゅ鳴るような食べ方をしてみました。

 

口に物を入れると唾液は増えます。

なので、唾液がたまるようにゆっくりと咀嚼してみました。

これは少しぐちゅぐちゅ鳴りますね。

 

でも、音が鳴る人はこんなもんじゃない!

 

次に舌を意識してみました。

割と中ほどに居て、食べ物を奥歯に運ぶように動きます。

 

あ!

舌を口蓋(口の中の上のほう)にくっつけるようにしたら音が鳴る!

これか!?

 

いや、まだこれだけじゃその域には達していないんです。

さらに舌を口蓋につけつつ、口の中をやや陰圧にしてみました。

 

ややっ!

これはかなり音が鳴るぞ!

 

これは…

唾液の量と、舌遣いと、口腔内の圧のせいですね!

 

やや陰圧にするというか…文章でも口でも説明は難しいですが、ようは食べ物を噛むときに空間があまりなく、唾液や食べ物の水分がそこを動き音を立てる感じでしょうか。

唾液を口にためて舌を動かしてみてください。

くちゅくちゅっとなりますよね?

これが、食べ物が入ることで噛む運動と舌を多く動かすようになるので、きっとこれですね!

たぶん!

 

普通に食べてみると空気が入っていて、舌と口蓋と前歯の間に空間があります。

クチャラーには『空気をそんなにいれて食べるな』と注意すると音が収まるということを聞いたことがありますが、それは逆じゃないの…?

 

いや、口を開けて音が出るクチャラーと違って、こちらは口を閉じてるから、もともと違う種類なの…?

 

さらなる疑問がわいてきます。

これは研究の余地がありますね!←ありますかね?

 

私は麺がすすれない上に、猫舌です。

口内炎ができているときは、猫舌に拍車がかかります。

でも麺類は好きです。

昔は飲んだ後は、必ずラーメンでした!(博多です)

バリ硬か硬麺を注文し、なかなか減らないことを見越して食べながら普通か柔らかめになっていく感じです。

 

ちょっとそれましたが、猫舌は舌の使い方が下手だから、といとこに舌の使い方講座を開かれたことがありました。

 

『舌先を上の前歯のうらの付け根か少し奥につけて、舌を巻くようにして食べる(飲む)』

えぇぇ~っっ!

そんなことしたら、舌の裏と下の前歯の内側がやけどする!

『いいからやってみて!』

 

…できませんでした(-"-)

舌を上につけると飲めなくないですか?

練習はぬるい飲み物でやったので、やけどはしませんでしたが口の両端からこぼしました。

 

『じゃあ、今度は舌を引っ込めて舌の付け根の下あたりに逆に丸める感じで』

ええ~っっ!それもやっぱり下の前歯の内側がやられませんか!

舌を意識しすぎて口の中に入れたものを飲み込むまでが大変でした。

これは全体的にやけどするやつですね…

 

というか、普通に飲むときも口に入れるときは舌はやや奥にひっこんでましたわ( ̄▽ ̄)

いちばん熱さを感じる舌先はちゃんと隠してありますよ。

それでも下の前歯の内側はガードするように…

 

これはもう、やっぱり粘膜の弱さなのではないかと思いました。

しかし、麺をすすれないことと猫舌は、同じように舌の使い方によるものです。

わかっています。

私は舌は良く動くし、三つ葉もできるのに…とも思ってます…

 

そして、音が出る人に戻ります。

いとこの猫舌講座を思い出すと見えてきました。

 

ぐちゅぐちゅ音が鳴る人も、舌遣いがおかしいのだということ。

 

これは大人になってから治すのは難しいことです。

子供のうちから『音を立てて食べないように』と注意されていなければ、それが悪いことだと思いもしません。

その人にとっては普通のことなんです。

それはうちの家族が猫舌で麺をすすれないのと同じことです。

親が(そのまた親も)すすって食べない→子供はそれが普通だと思っている。

 

なんだか見えてはきた気がしますが、真相はわかりません。

 

看護師の仕事で、飲み込むときの喉の動きなどは何度も見たことがあります。

そのときは『嚥下(飲み込む)障害がないか』どうかの検査であって、舌の動きは根元しか見ていませんでした。(むしろ喉の動きしか)

今更ながら、そのときに舌先も見てればよかったです!

(とはいっても、だいたい高齢者で嚥下障害がある患者さんの検査しか見ていなかったので、舌が正常な動きだったかも不明)

 

食事のマナーは気になることも多いですが、音は特に…ですね。

私ももっと気を付けよう…

 なかなか人には注意しにくいものですが、ご自分の咀嚼音、一度気にしてみてください。