いい歯医者を見つけた!今どきの歯医者はこんな!いままで頑張ってきた歯磨きを褒められると嬉しいですね!
やっと歯医者に行きました。
くいしばりが強く、歯が削れ、噛み合わせが悪くなり、歯並びも悪くなり…
掌蹠膿疱症もあるので歯科金属を入れ替える治療も…と言われていましたが、メインの病気、ベーチェット病の治療が安定してからと言われていました。
ベーチェット病の治療は安定せず…
けれど、くいしばりで縦割れしてきたようで縦にひびが深く入ってきてるようなんです!
そして、その部分がキーンと痛い!
もうベーチェットの安定なんて待ってられない!
ということで、近所の歯科医を検索。
いい歯医者とは…行ってみないとわからない。
とりあえずは通いやすいところから探す。よさげでも遠いと行きたくなくなるから。
そうやって見つけた歯医者は、歯科衛生士さんが担当について、予防歯科に力をいれているところでした。
受付横には歯科衛生士さんの写真がずらっと並んでいました。
先生のはかすむくらい衛生士さんがいい感じ!
レントゲン撮って、プラークの顕微鏡検査。
これは初めて!実際に画面で確認して説明してくれました。
このプラークとは、食べかすではなく、歯磨きでもなかなか取りきれない歯垢、細菌のかたまりらしいです。
感染症を引き起こすカビや菌がいることも。
虫歯や歯周病だけでなく、全身の病気にも深く関係してるとか。
悪い菌がいれば、塗り薬や飲み薬での治療も必要になってくるとのこと。
私は菌が少なく、とてもいい状態とのこと。歯磨きを褒められました!
そして、歯周ポケットの深さや出血を確認。
1~3の状態が普通とのこと。
私は上下2か所だけ4のところがありましたが、こちらも優秀と褒められました!
その後、歯石や汚れを除去する処置です。
が、私はベーチェット病で粘膜が弱く、刺激があるとすぐに潰瘍になるのでゆっくりすすめることになりました。
初日は検査と歯科衛生士さんによる歯磨き、歯の表面を保護する薬を塗って終わりでした。
縦割れの痛みは~?
どうするの~?
『薬を塗って様子を見ます』
先生の診察はそこそこに、その説明だけ。
しかし!その薬だけで痛みがほぼなくなりました!
2回目からは歯石取りと歯磨きのみ。
保護の薬もいりませんでした。
(ここまでに先生の診察はほとんどありませんでした。治療の必要がなかったから)
普通であれば、ここで歯磨きの指導をするらしいですが、私の場合は歯磨きの指導はいらず、今までの方法でしっかり磨いてくださいとだけ。
ここの歯医者の良いところは、無駄な治療はしないこと!
予防歯科にこだわり、先生(治療)ではなく、歯科衛生士さんの知識と力が歯の健康を守る感じです。
まさにホームドクター的で、メンテナンス、予防に長く通いたいところです。
実は私、10数年前に良い歯医者に出会ってたんです。
子供の頃から虫歯が多く、歯医者は嫌というほど通ってました。
大人になって引っ越すたびに歯医者を探し、検診と治療に通っていました。
変な風に生えてた親不知は顎の神経に当たっているからと、歯科大まで紹介されたり…とにかくいろんな歯医者に行きました。
そんな引っ越ししたばかりのあるとき、歯が痛いかも…と早めに歯医者に行きました。
古いけれど、先生は2代目で長くやっているところでした。
そこで初めて言われたこと。
『小さい虫歯は歯磨きで自分の力で治せます』
うっそ~ん!それじゃ今まで散々削ってきた歯は無駄!?
はじめは半信半疑でした。
レントゲンと視診で『こことここ(忘れもしない左の上の方)に小さい虫歯がある。ここを重点的に歯磨きしてください。3か月後にまた診せてください。』
言われたとおりにそこを意識して磨きました。
3か月後…
『前回のところは治ってます。今度は反対側のここ(右側)』
意識しすぎて反対側がおろそかに!
それが3か月ごとに右だったり左だったり、上だったり下だったり、ほんとなかなか全体に意識が向かない~
そこの歯医者で初めて指摘されたことがもう一つ。
『食いしばりが強いです。ここ(下あごの内側)がぼこぼこになっている人はそれです。あなたは強すぎますね』
歯ぎしりじゃなく、食いしばりというのも初めて知りました。
指摘されてから、そういえばグッと食いしばっているなと。
寝起きに顎が痛いときもある。
寝ているときは仕方ないけれど、起きているときは意識して食いしばりをやめることから始めてくださいと。
まだマウスピースは必要ないくらいですが、年取ってくると歯茎も痩せてきて歯のぐらつきもでやすくなり、注意が必要だと。
そのままだと2~3年で歯がダメになると。
そのとき既にうっすらと縦割れのヒビが入っていました!
そして…
歯科衛生士さんが隣に座り、無言で写真集のようなものを見せられました…
歯が縦割れして神経が飛び出ている写真だけが載っている写真集!
しかも無言でペラリ、ペラリ…とめくるんです!
めっちゃ怖かったです!
それからは、噛み締めていることに気付いたら、だらしなくぽかーんと口を開けるように意識してました。
そのせいか、それまで夜の歯ぎしりはなかったんですが…
『ギュっ、ギュっ』
と噛み締める音が出るようになりました。
(家族や友達談。その数年後スマホになり寝言アプリでも確認)
その歯医者は2年ほど通い、他県に引っ越したため歯医者を変えました。
何度も引っ越してるので、その後の歯医者も数軒。
そのときのことを説明してもわかってくれる歯医者には出会っていませんでした。
そして今回の歯医者です。
もちろん、その時の説明もちゃんとわかってくれました。
昔は予防歯科なんてほとんど聞いたことがありませんでした。
(80-20は昔から言ってましたが)
歯磨きってほんと大事ですね!
(写真のイラストは、その歯医者で説明に使われたものです。使っていいと許可頂いてます)