貧乏でもいいじゃない!その辺に食べれる草も生えてるよ!体にもいいしネタになるしwww草生える、前編
子供の頃から貧乏でした。
そんな自覚もほとんどなかったですが、今じゃ感謝です。
何故かって?
多少悪くなったものでも、お腹を壊さない丈夫な胃腸になりました!
大食いでも、米が底をついても、お腹いっぱいになる方法もお手のものです( ̄▽ ̄)
(料理は苦手です)
雑草…失礼、野草を食べるというのが、近年はブームになっていますね。
そんな感じで、食べてみる…ということじゃなくて、貧乏だからタダ食材を手に入れるというような状況で食べたことはありますか?
子供の頃、小学6年生くらいまで住んでた家の横は川が流れていて、裏は田んぼでした。
(引っ越して10年くらい経った頃に行ってみたら、新興住宅地で、すっかり様変わりしてました。住んでたとこさえわからないくらい…)
少し向こうに見えていた丘は人の手が入った、ちょっとした公園になっていました。
日曜日には、川を上流にずんずん歩いて2時間くらい?3時間くらい?山まで行っていました。
そうです。タダ食材を手に入れるためです。
子供の頃はそうとは思ってなくて、山登り~と言ってました( ̄▽ ̄)
母はいろんな食べれる草をよく知ってました。
キレイな水辺に生えている草や、時には藪をかき分けて、木に登って、覚えてないくらいたくさん採りました。
野イチゴ、木苺はそのままで食べて、残りはジャムに。
アケビなど種があるものは、庭にも植えて。
お茶の葉は蒸してお茶として飲み。
母親の趣味として、野生の蘭を育てたり…
あぁ、思えばおやつもそれで済まされてたような…
そのような子供の頃の思い出は思い出として、みなさんにもあるかもしれませんね。
大人になって、貧乏を知っててよかった~!と思いました!
看護師になって、30歳を目前にしたときです。
その当時は、看護師であれば面接に行けば受かるものと思っていました。
実際に何度か転職をして、面接を受けると『明日からでも来てください』と言われるところばかりでした。
周りの看護師の友人も同じだったので、それが当然のことと思っていました。
29歳といえば、結婚、出産の可能性が高い年齢です。
現代では問題になりそうな質問を面接でされていました。
『付き合っている男性はいますか?』『結婚はしますか?』『子供は生みますか?』
『その場合、仕事は続けますか?』
仕事の話は一切なく、ここばかりです。
結婚も出産もまったく考えてなかったので
『結婚も出産も考えていません』くらいしか言えません。
そう言って就職するとすぐに結婚してやめる人が多い、とのことから面接は落ちまくり…
そのことも面と向かって言われましたが、ほんと今じゃありえませんね!
その時はトラブルがあり貯金はゼロ、無理に引っ越しをし、手元にあるお金も数百円!
すぐに仕事をすれば新しい職場のお給料は入るから、一か月持ちこたえればなんとかなる!
という考えが甘かったです…
どこの病院も面接に落ちまくり、家に備蓄された食料も限界になったとき…
とりあえずゼロ円食材で何か食べなければ!
といっても、住んでたところは博多の街なか…
食べれる草がありそうな山までは遠くて行けそうにない…
チャリで行けるところまで行っても、街からは出られそうにない。
自然っぽいけど自然がない!
仕方ないので、近くの公園で食べれそうな草を探しました。
季節は秋から冬になる頃…
なんか食べれそうなもんはないし、犬の散歩とか多いし、車の通りも多いし、なんだか汚そう。
人も多くて草採るのも変な人に思われるんじゃないか←まだ、ちょっとだけ恥じらいがあった年頃。
けれど、空腹には耐えられない!
あとは…知らない草だけど、なんか食べれそうだし毒はないだろ…
(中毒を起こす草もあるので、ほんとは危険!)
整備された公園にはたくさんはないけど、採れるだけ採ろう。
ヨモギがいちばんたくさん生えてたので手当たり次第に採っていると、レースがついた日傘をさした上品そうな老婦人が声をかけてきました。
『よもぎ餅にするんですか?』
面倒なので『はい』と答える。
そんなこと知らな~い!私のビタミン源よ!
『上のほうの若い芽や柔らかい葉を使うと美味しいですよ』
あとで思えば、そんなウソをつかなければ…
何か食べさせてもらえたかもしれな~い!
そんなことを思いながら帰宅して調理。
ガスも電気もまだ止められてなかったけど、なるべく火を使う時間を少なくしようと思うと、やっぱり炒めるだけ。
キレイに洗って、辛うじて残っていたごま油で炒め、味付けは塩のみ。
米はほんの少~しにヨモギを入れ、水多めに炊飯器へ。
えぇ、ヨモギ粥な感じで。
感想は…
『苦い』の一言です(-_-)
今はお茶にして飲んでますよ~
何かわからなかった葉っぱは、後に外来種で毒性があるものと判明!
けど、苦みもなく、どちらかといえば甘みがあり、お腹もこわしませんでした( ̄▽ ̄)
優しい友達が、ご飯に連れてってくれたり、差し入れくれたりで助かってました。
ご飯を食べさせてもらってる時に、草を食すネタを話していました。
隣のテーブルにいた男性が話しかけてきて
『ごはんあげるからテレビに出ない?』と!
もちろん、即OK!
福岡のローカル番組で街でインタビュー的なものでしたが、ご飯はちゃんともらいました(^w^)♪
続く→